アニサキスアレルギーになってしまった方々へ

アニサキスアレルギーになってしまった患者の方々、もしかしたらアニサキスアレルギーかもしれないと不安な方々、心配に思っているご家族や友人の方々、医療関係の方々、そして情報を探しに来られた方々。

はじめまして。 一般社団法人アニサキスアレルギー協会(AAA:Anisakis Allergy Association)の代表理事、佐藤尚之です。

この協会、AAAは、2021年の6月4日(ムシの日)に立ち上がりました。

アニサキスアレルギーは、魚好きや和食好きな方にとって本当につらい食物アレルギーです。
ですが、まだほとんど知られておらず、ネット上にも情報がとても少ないアレルギーでもあります。
だから、なったご本人もご家族など周りの方々も、とにかく不安だし、孤独だし、いろいろとつらい思いをされることになります。

私は2018年の3月に、突然、アニサキスアレルギーになりました。
魚が大好きで食のライターまでやっていたのに、ある日突然、魚介類がまったく食べられない身体になってしまいました(それまでアレルギーがまるでなく、初めてのアレルギーがアニサキスアレルギーでした)。

そう、私も患者です。
しかもアナフィラキシーショックで死にかけてもいますので、かなり重度な患者です。

だから、身に沁みてわかっています。
このアレルギーのつらさ、情報が少ない孤独さ、友人との会食が減る寂しさ、治療してくれる医院や理解してくれる先生が少ないことへのショックなどなど。

当協会AAAはそんな思いに応え、医師や研究者、患者たちとタッグを組み、アニサキスアレルギーについての正しい情報、患者同士の交流、食べられる食品やお店の情報などをご提供し、みなさまのそういう思いを少しでも軽減していけるよう、活動していこうと思っています。

専属の社員がいるわけではない小さな団体です。 ですので更新は少しずつになりますが、着実に情報を増やしていくと同時に、患者の方々が苦しみを分かち合えるコミュニティにも発展させていければと思っています。

また、この協会では、会員を募集しております。
情報を集め、情報を提供し、コミュニティにまで発展させていくためには資金が必要になります。
ぜひ会員になっていただき、また情報提供などもしていただき、この協会を育てていただきたいと思っております。応援よろしくお願いいたします。


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ただでさえ生きづらいこの世の中で、何の因果かつらい食物アレルギーまで背負うことになってしまった私たちですが、きっと手を携えればこの苦難も乗り越えられると信じています。

また、この協会では、会員を募集しております。
情報を集め、情報を提供し、コミュニティにまで発展させていくためには資金が必要になります。

今後ともいろいろよろしくお願いいたします。

2021年6月4日 一般社団法人アニサキスアレルギー協会 代表理事 佐藤尚之

佐藤尚之プロフィール

佐藤尚之(さとうなおゆき)
コミュニケーション・ディレクター/ファンベース・ディレクター

(株)ファンベースカンパニー取締役会長。(株)ツナグ代表。(株)4th代表。大阪芸術大学客員教授。一般社団法人助けあいジャパン代表理事。花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・ディレクターとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し、(株)ツナグ、(株)4th、2019年には(株)ファンベースカンパニーを創業。

最新刊は「ファンベースなひとたち」(津田匡保と共著)。
他に「ファンベース」、「明日の広告」、「明日のコミュニケーション」。「明日のプランニング」。
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」、「沖縄やぎ地獄」、「人生ピロピロ」、「沖縄上手な旅ごはん」、「極楽おいしい二泊三日」、「ジバラン」などがある。

2018年3月23日、イタリアンレストランで魚を食べた数時間後の深夜、突然アナフィラキシーショックで死にかけ、のちにアニサキスが原因のアニサキスアレルギーになったと判明。当時はネット上にも本当に情報がなく途方に暮れていたが、1年後、治療してくれる先生がいると聞き、昭和大学病院の鈴木慎太郎医師を主治医として治療を開始。日々「魚介断ち」に苦しんでいる大の魚好き。